つづきのssです。
ちょっと正良にするかマサ良にするか考えていたので…遅くなりました。
全然関係ないんですが、黒執事。
シエルがシエルじゃないっていう双子説を読んでからもう、萌に燃えてますよ。
どうしましょう。
CPにおいて、遠夜が拘ってることに「呼び方」があるんです。
原作通りにしたいっていうか。
良守は決して兄貴を正守とは呼ばせたくないっていう。
たぶん、遠夜にとって本名があんまり意味が無いからだと思います。
その人それぞれから呼ばれる呼ばれ方のほうが大事なので。
家族以外に本名の下の名前で呼ばれたこと無いし(彼氏にも呼ばせません)。
まあ、そういうわけでセバスが決して「シエル」って呼ばないっていうこだわりに萌えです。
セバシエがハマりですが、シエルは13歳なので愛とかわかんないだろうなって思うんです。
ついでに良守も愛はわかってませんが、家族愛はあふれてるのでそこが書きたい…。
で、セバスは悪魔だから愛はない。
愛のないCPは初めてですね。
愛はないけど執着がある関係って、好きです。
セバスはシエルに甘えさせようと思えばできるんですよね。気持ちがそこになくても、あるように振る舞える。
でもしないのは、必死に一人で立とうとしている孤独なシエルが好きなんだと思います。
そしてもし、自分が甘やかしてそれに甘えてしまったらたぶん、その程度だと思うのでしょう。
でも、坊ちゃんピンチのときのあの焦り具合を見ると「執着」はあるはず。
セバスは悪魔だから、人間のようにシエルを愛せないけれど、悪魔なりに大事だと思ってる…はずです。
まあ、とても高級でおいしい魂に育てるためかもしれませんが。
っていうか、悪魔にとっておいしい魂ってなんだろう。っていうか、そもそも魂をどうやって食べるんだろう。
っていうか。
シエルの本名が早く知りたいです。
ちょっと正良にするかマサ良にするか考えていたので…遅くなりました。
全然関係ないんですが、黒執事。
シエルがシエルじゃないっていう双子説を読んでからもう、萌に燃えてますよ。
どうしましょう。
CPにおいて、遠夜が拘ってることに「呼び方」があるんです。
原作通りにしたいっていうか。
良守は決して兄貴を正守とは呼ばせたくないっていう。
たぶん、遠夜にとって本名があんまり意味が無いからだと思います。
その人それぞれから呼ばれる呼ばれ方のほうが大事なので。
家族以外に本名の下の名前で呼ばれたこと無いし(彼氏にも呼ばせません)。
まあ、そういうわけでセバスが決して「シエル」って呼ばないっていうこだわりに萌えです。
セバシエがハマりですが、シエルは13歳なので愛とかわかんないだろうなって思うんです。
ついでに良守も愛はわかってませんが、家族愛はあふれてるのでそこが書きたい…。
で、セバスは悪魔だから愛はない。
愛のないCPは初めてですね。
愛はないけど執着がある関係って、好きです。
セバスはシエルに甘えさせようと思えばできるんですよね。気持ちがそこになくても、あるように振る舞える。
でもしないのは、必死に一人で立とうとしている孤独なシエルが好きなんだと思います。
そしてもし、自分が甘やかしてそれに甘えてしまったらたぶん、その程度だと思うのでしょう。
でも、坊ちゃんピンチのときのあの焦り具合を見ると「執着」はあるはず。
セバスは悪魔だから、人間のようにシエルを愛せないけれど、悪魔なりに大事だと思ってる…はずです。
まあ、とても高級でおいしい魂に育てるためかもしれませんが。
っていうか、悪魔にとっておいしい魂ってなんだろう。っていうか、そもそも魂をどうやって食べるんだろう。
っていうか。
シエルの本名が早く知りたいです。
「マスター、今日は葬式か?」
ある日、良守の家族みなが黒い衣服に身を包んでいた。
それは過去、マサモリが見た異国の葬式と似ている。
「誰か死んだのか?」
マサモリの言葉に、良守はそっと窓の外を見る。
高い塀に遮られて見えないが、そこは幼なじみの家。
「一周忌だよ。時音が死んで一年経ったんだ」
contract4
悪魔が久方ぶりに喚ばれてみれば、未知の国の小さな召喚者。
契約を交わすことによって契約者とは言語がわからなくても意思疎通ができるが、文字が読めないのはおもしろくなかった。
今、己が呼ばれてる名前すら書けない。
まるで幼児だ。
それだけでも気位が高い悪魔にとっては気に食わないが、今回の召喚にさらなる不満があった。
召喚者が既にそこの土地のなにかと契約しているため、契約が不十分なのでたとえ願いを叶えても代償を奪えない。
しかし、その土地のなにかはとても力があるものを喰うことでその代償にすることはできる。
まあできれば契約者の魂も欲しいので黙っていることだが。
それに今回のマスターは悪魔にとって、少し興味があった。
たかが14の子供が、自分を召喚した。
本人は気づいていないらしいが、あの子供には計り知れない力があった。
土地のなにかと契約しているためかもしれないが。
それに、たった14で悪魔に魂を捧げる覚悟ができるほどの強い心。
たとえどんなに力があろうと、揺るぎ無い心や決意、覚悟がないものは悪魔を喚び出せない。
ましてや、この自分を。
彼はどんな絶望を味わったのだろう。
悪魔は知りたくて仕方がなかった。
揺らぐ主の心こそが、悪魔の好物だから。
良守が悪魔・・・マサモリを喚び出すきっかけになった幼なじみの女の死。
その法要とやらで良守は隣家に行っている。
隣の家にはとても力の強い術者がいるということで、マサモリの同行は却下されたがマサモリはおもしろいものを見た。
今の己の姿と同じ人間。
良守の兄が一周忌のために帰省しているのだ。
マサモリが彼の姿に擬態している理由は良守の心を彼が支配していたからだった。
本人は気づいていないのか、心の奥底にしまい込んでいるのかわからないが。
7つも年の離れた兄は、幼い良守の世界の中心だった。
それが成長するにしたがって、己が兄を差し置いて後を継ぐことを理解した良守は兄にとって自分が邪魔な存在なのだと気付いた。
もちろん、兄にそう言われたわけではない。
ただ良守がそう思い込んだのだった。
烏森の土地神を消滅するのに、魂を捧げる覚悟があるのはそれも関係あるらしい。
良守には自分さえいなければ、兄は家を出なかったと自責の念があるのだ。
烏森の消滅を望んだきっかけは幼なじみの女の死だろうが、根本は兄の存在にある。
幼い頃から徐々に形作られ、根の深い良守の心の闇はマサモリにとってとても、好ましいものだった。
更にそれは針でつつけば割れてしまいそうな、膨らみきった風船のように、これ以上良守を刺激するものがあればその闇は弾けるだろう。
心が強いからこそ今まで堪えてきた良守が、闇に飲み込まれたらどうなるのか。
マサモリは考えるだけで楽しかった。
そしてその鍵になるのは、墨村正守本人である。
彼が良守を本当はどう思っているのか。
なぜ家を出たのか。
それが知りたかったが、マサモリは良守の家族に接触するのを禁じられている。
烏森が消滅するまで、その計画を知られてはならないからだ。
特に結界師は周囲の霊的な違和感に敏感だと良守に聞かされた。
たしかに、正守が良守に対してどう思っているのかがわからない以上、下手な接触をするとマサモリのほうが消される可能性もある。
そうなると、烏森を喰うどころか良守の魂さえ手に入らない。
さて、どうしようか。
マサモリが考えあぐねていると、隣の家から墨村家の住人が出てくるのが見えた。
「おっと、いけない」
上空から眺めていたマサモリは気づかれる前にと、彼らから気づかれない程度に距離をとった。
良守はあまり家族の輪には入りたがらないが、普段いない兄がいれば状況は変わるかもしれず、まだ良守に近づくことはできない。
しかし、彼と兄の接触は見てみたかったマサモリは監視をつけるため自分の髪の毛から小さな黒い蝶を作り彼のもとにおくることにした。
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マサモリは悪魔なので今のところ良守は餌です。
ある日、良守の家族みなが黒い衣服に身を包んでいた。
それは過去、マサモリが見た異国の葬式と似ている。
「誰か死んだのか?」
マサモリの言葉に、良守はそっと窓の外を見る。
高い塀に遮られて見えないが、そこは幼なじみの家。
「一周忌だよ。時音が死んで一年経ったんだ」
contract4
悪魔が久方ぶりに喚ばれてみれば、未知の国の小さな召喚者。
契約を交わすことによって契約者とは言語がわからなくても意思疎通ができるが、文字が読めないのはおもしろくなかった。
今、己が呼ばれてる名前すら書けない。
まるで幼児だ。
それだけでも気位が高い悪魔にとっては気に食わないが、今回の召喚にさらなる不満があった。
召喚者が既にそこの土地のなにかと契約しているため、契約が不十分なのでたとえ願いを叶えても代償を奪えない。
しかし、その土地のなにかはとても力があるものを喰うことでその代償にすることはできる。
まあできれば契約者の魂も欲しいので黙っていることだが。
それに今回のマスターは悪魔にとって、少し興味があった。
たかが14の子供が、自分を召喚した。
本人は気づいていないらしいが、あの子供には計り知れない力があった。
土地のなにかと契約しているためかもしれないが。
それに、たった14で悪魔に魂を捧げる覚悟ができるほどの強い心。
たとえどんなに力があろうと、揺るぎ無い心や決意、覚悟がないものは悪魔を喚び出せない。
ましてや、この自分を。
彼はどんな絶望を味わったのだろう。
悪魔は知りたくて仕方がなかった。
揺らぐ主の心こそが、悪魔の好物だから。
良守が悪魔・・・マサモリを喚び出すきっかけになった幼なじみの女の死。
その法要とやらで良守は隣家に行っている。
隣の家にはとても力の強い術者がいるということで、マサモリの同行は却下されたがマサモリはおもしろいものを見た。
今の己の姿と同じ人間。
良守の兄が一周忌のために帰省しているのだ。
マサモリが彼の姿に擬態している理由は良守の心を彼が支配していたからだった。
本人は気づいていないのか、心の奥底にしまい込んでいるのかわからないが。
7つも年の離れた兄は、幼い良守の世界の中心だった。
それが成長するにしたがって、己が兄を差し置いて後を継ぐことを理解した良守は兄にとって自分が邪魔な存在なのだと気付いた。
もちろん、兄にそう言われたわけではない。
ただ良守がそう思い込んだのだった。
烏森の土地神を消滅するのに、魂を捧げる覚悟があるのはそれも関係あるらしい。
良守には自分さえいなければ、兄は家を出なかったと自責の念があるのだ。
烏森の消滅を望んだきっかけは幼なじみの女の死だろうが、根本は兄の存在にある。
幼い頃から徐々に形作られ、根の深い良守の心の闇はマサモリにとってとても、好ましいものだった。
更にそれは針でつつけば割れてしまいそうな、膨らみきった風船のように、これ以上良守を刺激するものがあればその闇は弾けるだろう。
心が強いからこそ今まで堪えてきた良守が、闇に飲み込まれたらどうなるのか。
マサモリは考えるだけで楽しかった。
そしてその鍵になるのは、墨村正守本人である。
彼が良守を本当はどう思っているのか。
なぜ家を出たのか。
それが知りたかったが、マサモリは良守の家族に接触するのを禁じられている。
烏森が消滅するまで、その計画を知られてはならないからだ。
特に結界師は周囲の霊的な違和感に敏感だと良守に聞かされた。
たしかに、正守が良守に対してどう思っているのかがわからない以上、下手な接触をするとマサモリのほうが消される可能性もある。
そうなると、烏森を喰うどころか良守の魂さえ手に入らない。
さて、どうしようか。
マサモリが考えあぐねていると、隣の家から墨村家の住人が出てくるのが見えた。
「おっと、いけない」
上空から眺めていたマサモリは気づかれる前にと、彼らから気づかれない程度に距離をとった。
良守はあまり家族の輪には入りたがらないが、普段いない兄がいれば状況は変わるかもしれず、まだ良守に近づくことはできない。
しかし、彼と兄の接触は見てみたかったマサモリは監視をつけるため自分の髪の毛から小さな黒い蝶を作り彼のもとにおくることにした。
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マサモリは悪魔なので今のところ良守は餌です。
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