いつもと違う感じでリハビリ。
正→良
正→良
それは誰にでもある感情だけれども
正守にとって良守は唯一無二の存在である。
弟だから、血筋を継ぐものだから、特別に愛されている存在だから。
正守にとって、愛おしいと初めて感じた子だったから。
だけれども、愛を湯水のように浴びている良守はそれに気づかない。
皆、誰もが。
お前を愛しているのだと。
神と名の付く、気まぐれなあの土地に住み着いているあの存在さえ特別に愛しているのに。
継承を奪われた兄である俺でさえ、愛しているのに。お前は父以外誰も愛してくれていないのだと思っているのではなかろうかと正守は感じざるを得ない。
それを傲慢だというものもいるだろう。実際、手に入れられないものにとっては憎いだろう。
けれど、正守は。
それ故に、良守が哀れに思える時もある。
必死に愛を求めるものは、その代わり己の愛も知ることができる。
けれど。気づかないだけで、それに浸っている良守は求めることも、知ることもできない。
誰もが自然に持つ感情。
幼い子どもの好き、という感情の先にあるものを、あの子は知ることができるのだろうか。
どん欲に、他人からの愛を求める子ども達を見ると正守は、良守が幸福で不幸なのではないかと疑わざるを得ない。
誰もがほしいものを手に入れているのに、誰もが当然手に入れているものを彼は知らない。
唯一無二だと思うもの。
他を手放してでも、他がどうなってでも、ほしいもの。
溢れるほどの愛に身を沈めながら愛を諦めているあの子は、その熱い感情を知ることができるのだろうか。
兄として心配でもあり、哀しくもなる。
俺がお前を求めて、恋しくていとおしむ心なんて、理解できないのだろうと。
そして同じように想ってはくれないのだろう。
どんなに伝えても。
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正と良の壁の一部。
原因はまっさんだけどそれにきづいてないまっさん。
告げても無駄と思って告げてないまっさん。
だから気づかないよっし。
正守にとって良守は唯一無二の存在である。
弟だから、血筋を継ぐものだから、特別に愛されている存在だから。
正守にとって、愛おしいと初めて感じた子だったから。
だけれども、愛を湯水のように浴びている良守はそれに気づかない。
皆、誰もが。
お前を愛しているのだと。
神と名の付く、気まぐれなあの土地に住み着いているあの存在さえ特別に愛しているのに。
継承を奪われた兄である俺でさえ、愛しているのに。お前は父以外誰も愛してくれていないのだと思っているのではなかろうかと正守は感じざるを得ない。
それを傲慢だというものもいるだろう。実際、手に入れられないものにとっては憎いだろう。
けれど、正守は。
それ故に、良守が哀れに思える時もある。
必死に愛を求めるものは、その代わり己の愛も知ることができる。
けれど。気づかないだけで、それに浸っている良守は求めることも、知ることもできない。
誰もが自然に持つ感情。
幼い子どもの好き、という感情の先にあるものを、あの子は知ることができるのだろうか。
どん欲に、他人からの愛を求める子ども達を見ると正守は、良守が幸福で不幸なのではないかと疑わざるを得ない。
誰もがほしいものを手に入れているのに、誰もが当然手に入れているものを彼は知らない。
唯一無二だと思うもの。
他を手放してでも、他がどうなってでも、ほしいもの。
溢れるほどの愛に身を沈めながら愛を諦めているあの子は、その熱い感情を知ることができるのだろうか。
兄として心配でもあり、哀しくもなる。
俺がお前を求めて、恋しくていとおしむ心なんて、理解できないのだろうと。
そして同じように想ってはくれないのだろう。
どんなに伝えても。
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正と良の壁の一部。
原因はまっさんだけどそれにきづいてないまっさん。
告げても無駄と思って告げてないまっさん。
だから気づかないよっし。
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